open-PeppolBIS-Billing 3.0とBIS-JAPAN-Billingの対比

本家のopen-PeppolのBIS-Billingと、日本のデンタル庁が中心となって纏めた標準化書式BIS-JAPAN-Billingとを左右対比で表示させました。
左の縦列:BIS-Billing  右の縦列:BIS-JAPAN-Billing

 

説明順序や全体的構成は概ね同じです。
1.本家の第12章のPeppolIDなどは、日本版では第3章で説明がなされるなど表示場所仕方の変更もあります。
2.日本の消費税法制度の説明を第5章で行い、法制度に伴う計算方法を説明しています。
3.日本と商習慣の違いで大きいのは2箇(黄色)です。
本家のopen-PeppolBIS-Billingにあって、日本版には説明がないのが黄色の2箇所です。

商習慣の違いからくる要素
1.Invoice and credit note business requirements
本家の第4章の「credit note」については、日本のBIS-JAPAN-Billingには説明がありません。

日本版BIS-Japan-Billing 第4章4.6. Negative invoices and credit notesでは、返品などのマイナスの損益を表示する場合のインボイスは、Document Type Code 381タイプに代わって、380タイプを利用すると説明されています。
「Standard Japanese invoice (document type code:380) is used as the negative invoice, instead of Credit Note (document type code: 381).」

2.Code lists for coded elements
本家の第11章ではCode listsを規定しています。
本家では、通常のインボイスは380タイプ、credit noteは381タイプと定義されています。
上記説明のとおり日本ではマイナスの損益を表示するインボイスは、380タイプを使うと定義づけた関係で、日本版BIS-Japan-Billingには欧州の第4章相当が不要になり、更に関連する第11章相当も省略されたのではないかと推測します。

日本版BIS-Japan-Billingでは全てがDocument Type Code 380パターン一つを使って説明されています。
日本の月締め請求書
(第3章3.2.挿入の取引イメージ図のDocument Type Code 380パターン
通常の請求や返品などのマイナス請求もDocument Type Code 380パターン

Peppol利用のend-user(C1又はC4)が使うパターンは契約AP介して利用者情報としてSMP(Service Metadata Publisher),SML(Service Metadata Locator)のデータベースに搭載されています。
送信側APはデータ送信前に最終受信者C4の受信可能なパターンを照合して、確認したデータパターンで送信するようになっています。

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